最近、体験の申し込みが少ない・・・。そのようにお悩みの道場も多いかと思います。

新しい人に体験に来てもらうには、SNSやHP運用、広告、キャンペーンなど様々な取り組みを行う必要がありますが、このような取り組みは時間やお金がかかるので、やるからにはしっかりと成果を上げたいですよね。

そこで、今回のコラムでは、体験申込を獲得するためにすぐに使えるテクニックをお伝えします。
誰でも簡単に使えるテクニックなので、ぜひ、活用してみてください。

このコラムを書いた人
大谷悟
  • 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
  • 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
  • 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
  • 道場専門のHP制作サービス(WEB道場)運営
  • 道場検索サイト(武道・道場ナビ)運営
  • 自身も武道有段者で道場で指導中
  • 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる

体験申し込み率を上げるテクニック

早速ですが、結論からお伝えします。
体験申し込み率を上げるテクニックは、「体験するorしない」の2択にしないというものです。

多くの道場ではHPやSNSで「体験募集中!」や「いつでも体験できます!」という表現を取っていますが、これでは、「体験するかしないか」の2択になってしまい、体験しないという選択肢が取られる可能性があがります。

ここで、表現を少し変えて、「体験か見学ができます」とすることで、
体験するorしないの2択から
体験or見学の2択に
変えることができます。

これは心理学で「ダブルバインド」と呼ばれる現象を応用したテクニックになります。

例えば、営業などで「こちらの商品はどうですか」と聞くとと、商品がいるorいらないの2択になってしまいます。
そこで、この質問を、「Aの商品とBの商品は、どちらが気に入りましたか?」とダブルバインドを応用した言い方に変えることで、選んでもらえる確率が高くなります。

これを道場の体験に置き換えたのが、先ほどご紹介した「体験か見学ができます」という表現です。

さらに体験申込率を上げる一工夫

ご紹介した「体験か見学ができます」という表現ですが、さらに一工夫加えることで効果を上げることができます。

それは「”今なら”体験か見学ができます」と文頭に”今なら”という表現を加える方法です。

多くの人はいつでもできるものは後回しにしてしまうので、”今なら”という時期を限定することで申込率を上げることができます。

まとめ

今回のコラムでは体験申込率を上げるテクニックをご紹介しました。
どんなに素晴らしい道場でも体験に来てもらわないと入会に繋がりません。
ご紹介した方法はHPやSNSでの表現を少し変えるだけなので、ぜひ、取り入れてみてください。