1年で一番入会者が多くなる春の入会シーズン。
前回のコラムではキャンペーンの期間についてお伝えしましたが、今回のコラムではキャンペーン特典の金額についてお伝えします。

このコラムを書いた人
大谷悟
  • 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
  • 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
  • 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
  • 道場専門のHP制作サービスも展開
  • 自身も武道有段者で道場で指導を続けている
  • 前職は国家公務員

特典の金額はいくらが妥当?

道場の入会キャンペーンを見ると、道着(約10,000円)をプレゼントや入会費無料(数千円)など、特典の金額にばらつきがあります。
当たり前ですが、特典の費用は道場が負担するため、あまりにも高すぎると道場側の負担が大きくなってしまいます。
一方で、あまりにも安すぎると魅力が減りキャンペーンの効果が薄まる可能性があります。

では一体特典の金額はいくらくらいが妥当なのでしょうか?
それは〇〇円くらいが良い。など一律に決まらず、道場の月会費の設定によって異なります。

そこで、この後に、月会費を元に特典の金額を計算する方法をお伝えします。

特典に使える金額の計算方法

特典に使える金額は月会費を元に計算することができます。
ですが、その前に一つだけ必要なデータがあります。
それは稽古生の平均在籍年数です。

例えば、平均在籍年数が4年で月会費が3,000円の道場があったとします。
この場合、今回のキャンペーンで一人入会したら、入会した人が支払う総月謝は
3,000円×12か月×4年=14万4千円
になります。

極端に言えば、10万円の特典を用意してもトータルでは4万4千円プラスになります。

もちろん、4年間続ける保証はないですし、回収するまでに4年かかってしまうので10万円にする必要はありませんが、意外と高めの特典を用意しても長期的にみるとプラスになることが分かると思います。

このように、キャンペーンで一人入会したら、その人がトータルで道場に払う金額を元にすることで、キャンペーンにいくらかけて大丈夫かを知ることができます。

特典以外にも応用できる

この考え方は特典以外にも応用することができます。
一番分かりやすいのはチラシなどの広告費です。

広告費は効果が分からないため、いくら使うか検討することが難しいですが、一人入会したらいくらプラスになるかが分かると試算することができます。

上述した例で一人入会すると14万4千円の収入がある場合は、一人入会させるために同じだけの費用をかけることができます。
そこに、チラシの費用対効果を加えることで予算を決めることができます。
例えば、チラシに5万円かけて一人入会する場合はトータルでは9万4千円のプラスになります。(14万4千円ー5万円=9万4千円)

まとめ

キャンペーンにかける費用は感覚的に決めることが多いかと思いますが、今回お伝えした方法で、決めることでその金額が妥当かどうか判断することができます。

感覚で決めて高いか安いか悩むのではなく、根拠のある金額で自信を持ってキャンペーンを進めていきましょう。