まもなく迎える4月の入会シーズン。道場によっては入会キャンペーンを行う所もあるかと思います。
入会キャンペーンを効果的にするポイントはいくつかありますが、今回は入会キャンペーンの期間についてお伝えします。
すぐに取り入れられる考え方ですので、ぜひ、参考にしてください。

このコラムを書いた人
大谷悟
  • 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
  • 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
  • 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
  • 道場専門のHP制作サービス(WEB道場)運営
  • 道場検索サイト(武道・道場ナビ)運営
  • 自身も武道有段者で道場で指導中
  • 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる

まず、始めにキャンペーンの期間は2つの方法があります。
1つ目は4月1日から4月31日までキャンペーンという風に一定期間をキャンペーンにする方法。
2つ目は4月1日に体験会をします。という風に特定日をキャンペーン実施日にする方法です。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、ご自身の道場に合う形で参考にしてもらえたらと思います。

一定期間をキャンペーンにする場合

メリット

一定期間をキャンペーンにする場合のメリットは体験者が予定を立てやすいということです。
特定日をキャンペーンにしてしまうとその日が予定が合わないと行けず、取りこぼしてしまう可能性があります。
ある程度の期間があればその中で予定を合わせて体験に来てくれる可能性が高まります。

デメリット

一方でデメリットとしては、キャンペーンの期間が長すぎると、来てもらえない可能性が高くなる点です。
よく2か月間くらいキャンペーンをしている道場を見かけますが、2か月もキャンペーンをしていると、「キャンペーン期間が長いからこの中のどこかで行けばいいか」と優先順位が下がってしまい、結果的に体験に来なくなる可能性があります。

特定日をキャンペーンにする場合

メリット

特定日をキャンペーンにすることで、「この日しか体験できない!」と訴求することができ、体験申込の可能性が高まる場合があります。
また、道場の体験は思っている以上にハードルが高いですが、「この日は体験キャンペーンの日だから他にも初めての人がいるかも」とハードルを下げる効果も期待できます。

デメリット

一方でデメリットとしては、その日がどうしても予定が合わない人は取りこぼしてしまう点があります。
これは期間を決めてキャンペーンにする場合と裏表の関係にありますが、これまで支援したきた道場では、特定日をキャンペーンにした方が、体験前の意欲が高く入会率が上がる傾向がありました。

まとめ

今回のコラムではキャンペーンを一定期間にする場合と特定日にする場合についてお伝えしました。
どちらもメリット・デメリットがありますので、ご自身の道場の状況に合わせて使い分けてもらえたらと思います。