皆様もInstagramを使っていたら一度は
〇〇キャンペーンというのを目にしたことがあるかもしれません。

武道系ではペットボトルチャレンジと称して
後ろ廻し蹴りでペットボトルの蓋を飛ばす投稿を
見た人も多いのではないでしょうか。

これは単純にイベントとして楽しむ側面もありますが
このようなキャンペーンをうまく取り入れる事で
新規会員の獲得や既存会員の満足度向上に
繋がります。

この記事では道場におけるInstagramを活用した
キャンペーンを実施する3つのポイントをお伝えします。

このコラムを書いた人
大谷悟
  • 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
  • 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
  • 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
  • 道場専門のHP制作サービス(WEB道場)運営
  • 道場検索サイト(武道・道場ナビ)運営
  • 自身も武道有段者で道場で指導中
  • 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる

既存会員が参加しやすい仕組み作り

一つ目のポイントは
既存会員が参加しやすい仕組み作りをすることです。

キャンペーンを行う上で大切な事は
既存会員に投稿してもらうことです。

道場の公式アカウントで投稿をしても
宣伝効果は弱く、会員が投稿することで
宣伝効果が高まります。

それは、会員の投稿は口コミと同じ効果を持つからです。

道場の公式アカウントは基本的に道場の良いとこしか言わないため
投稿を見た人も「道場が言うんだから、そりゃいい事しか言わないよね」
という先入観を持って投稿を見ます。

しかし、一般の会員の投稿の場合はそのような先入観が無く投稿を見るため
情報の信頼性が高く、宣伝効果が高くなります。

Amazonや食べログで一般人のレビューが重視されるのと同じ現象です。

したがって、いかに既存の会員に投稿してもらうかが
キャンペーンの成否を分けるポイントになります。

では、どのようにしたら会員が投稿してくれるのでしょうか?

それは、明確なお題を決める事です。

例えば「道場のお気に入りの写真を投稿しよう!」というキャンペーンを
実施してもどんな写真を投稿したら良いかわからず参加率が上がらない
可能性があります。

一方で「カッコいい蹴りの写真を投稿しよう!」や「お気に入りの型を投稿しよう!」
など、明確なお題があると参加率は高くなります。

人は選択肢が多すぎると選ぶのが面倒になって行動に移さなくなるという心理が
このような結果をもたらします。

キャンペーンをするときは明確なお題を出すように心がけましょう。

ハッシュタグを統一する

2つ目のポイントは「ハッシュタグを統一する」です。

明確なお題を出して既存会員が投稿してくれても
投稿に使われるハッシュタグが
#ABC道場 #abc道場
のように、微妙に表現が違ったりすると
Instagramでのタグ検索で引っ掛からなくなります。

特に愛称があるような道場ではこのような現象が起きやすいです。

例えば正式名称が「全日本空手道場」で会員が良く使う相性が「全空道場」
等の場合は、投稿に使うハッシュタグが
#全日本空手道場 #全空空手道場 と分散してしまう可能性があります。

そうならないために、キャンペーンを行う際は
あらかじめ、「#全日本空手道場を付けて投稿しよう!」などと
統一したハッシュタグを使うように周知しておきましょう。

公式アカウントでシェアする

3つ目のポイントは既存会員が投稿したら
公式アカウントでシェアするです。

このとき、可能であれば簡単なメッセージを付けて
シェアするとより効果的です。

公式アカウントでシェアすることでキャンペーンでの
投稿がより多くの会員の目につき投稿の連鎖が期待できます。

また、既存会員のみならず入会が見込まれる層にも投稿が
広がることが期待できます。

まとめ

Instagramを活用したキャンペーンは、新規会員の集客に効果的
なだけでなく、キャンペーンを既存会員が楽しんで行う事で
既存会員の満足度を上げることも出来ます。

今回お伝えした3つのポイントを意識して
Instagramでのキャンペーンを行ってみてはいかがでしょうか。