道場のサポートをしているときに多くの道場長の方から
「集客にかける予算が無いのでできれば無料でできることをしたい」
とのご相談を受けることがあります。

そこで、今回のコラムでは無料でできる施策とそのメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

無料でできるに越したことはないですが、長期的にみるとデメリットが大きくなる場合もありますので、今後の道場運営の参考にして頂けますと幸いです。

このコラムを書いた人
大谷悟
  • 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
  • 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
  • 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
  • 道場専門のHP制作サービスも展開
  • 自身も武道有段者で道場で指導を続けている
  • 前職は国家公務員

無料でできる施策

SNS

無料施策の代表的なものがSNSです。
ほとんどの道場が実際にアカウントを作って普段の稽古風景を投稿したりするなど、すでに活用されていると思います。

無料HP制作サービス

続いての施策がJindoやwixのような無料のHP制作サービスです。
有料プランが用意されていることがほとんどですが無料でHPを作成することができます。

無料HP制作サービスについてはこちらの記事で詳しく解説してますので良かったらご覧ください。

ポータルサイト掲載

3つ目の施策はポータルサイトへの掲載です。
具体的にはおこちゃまスクールのような習い事のポータルサイトのほか、道場に特化したWEB秘伝の道場ガイドなどがあります。
これらのサイトに掲載することで道場の認知拡大効果が見込まれます。

習い事系サイト武道道場系サイト
おこちゃまスクールWEB秘伝
習い事スクスク武道・道場ナビ

無料施策のメリット

お伝えした無料施策の最大のメリットは何と言っても「無料」でできるということです。
お金をかけないですむため、払った費用分の効果が無いなどのリスクを抑えることができます。
本業の傍らで道場を運営していたり、そもそも道場にお金をかけてまで人を増やそうと思っていない場合は無料の施策をできる範囲で行うことが良いと思います。

無料施策のデメリット

続いて無料施策のデメリットをご紹介します。

効果が出るまで時間がかかる

有料の広告などと比較すると、効果が出るまで時間がかかる傾向があります。
特にSNSは投稿を継続したり、フォロワー数を増やしたりとSNSから体験を獲得するなど直接的な効果を得るには時間がかかります。

自分が道場に立って指導ができる時間は限られているため、無料の施策で稽古生が増える時間と自分が現役で指導できる時間とのバランスは常に意識する必要があります。

厳密に言うと無料ではない

意外と抜けがちな視点ですが、サービスそのものは無料でもご自身で作業をする場合、自分の人件費がかかります。
本来、道場の指導など他のことに充てられる時間が無料HPの作成やSNSの投稿に割かれてしまうのは、実質的に自分の時間を提供していることとなります。そして、時間を提供するときは人件費が発生します。

自分の時間ほど貴重なものはないため、無料だからいいやと安易に判断せずに自分の時間を使っているという感覚を忘れないことが大切です。

まとめ

今回のコラムでは無料でできる施策とそのメリットデメリットをご紹介しました。

特にデメリットでご紹介した効果が出るまで時間がかかり、自分が現役でいられる時間が限られている点は大切な視点だと思います。

無料の施策でお金はかからなかったけれど、人が増える前に自分が指導できなくなってしまったという事態にならないように、無料以外の施策についても検討することが大切です。