新学期が始まる3月や新年の始まりの1月に合わせて新規入会キャンペーン等のキャンペーンを行う武道・格闘技道場が多いかと思います。
今回の記事では効果的な入会キャンペーンについてお伝えしたいと思います。
- 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
- 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
- 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
- 道場専門のHP制作サービス（WEB道場）運営
- 道場検索サイト（武道・道場ナビ）運営
- 自身も武道有段者で道場で指導中
- 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる
〇〇プレゼントは長期的には逆効果？
入会キャンペーンでよくあるのが、「その場で入会を決めたら道着を無料でプレゼント」「ミットをプレゼント」等の本来は有料のものを無料にするというキャンペーンです。
この方法は入会者の負担が減って効果的に見えますが、長期的な目線で見ると実はマイナスになる点があります。
それは本来、お金を出して購入すべき道着やミットを無料であげてしまうことで、稽古生がそのものに対する思い入れが減ってしまうからです。
武道・格闘技において、常に身につける道着や練習で毎回使うミットに対して思い入れが減ることは決して良いことではありません。道着を乱雑に扱ったりミットを無くしたりするかもしれません。
このように普段の稽古や練習で使うものを無料であげてしまうと思わぬ弊害を招いてしまうことがあります。
それではそのような弊害が無く効果的なキャンペーンとはどのようなものでしょうか？
効果的なキャンペーンとは？
私がおススメする効果的なキャンペーンは「入会金無料」や「月謝初月無料」です。
この場合、入会者の金銭的負担が減るという意味で道着やミットをプレゼントする事と同じ効果が見込めますし、ものを無料であげるわけではないので、先ほどお伝えしたような弊害も生まれません。
また、経営の面では入会時の収入が一時的に減りますが、その稽古生が入会して長く続けてくれれば入会後の月謝が継続的に入りその時の損失を回収することが出来ます。
まとめ
入会時に分かりやすい特典として道着等のものを無料でプレゼントしがちですが、人は無料で手に入れたものにはそれなりの思い入れしか抱かないということに気をつけて入会キャンペーンを検討してもらえればと思います。
