道場ホームページは作ったものの、体験申込がなかなか増えない…。
そんなお悩みを持っている道場長の方も多いのではないでしょうか?
実は、ホームページにある「小さな工夫」ひとつで、申込率は大きく変わることがあります。
今回は、今すぐ見直せる体験申込導線のチェックリストを5つご紹介します。
これから道場の集客を本格的に進めたい方は、ぜひ参考にしてください!
体験申込の「ボタン」がすぐ見える位置にあるか?
まず最初に見直すべきは、「体験申込ボタン」の位置と見やすさです。
例えば、トップページを開いた瞬間に「無料体験はこちら!」と大きなボタンが表示されている道場は、申込率が高い傾向があります。
- ファーストビュー(最初の画面)に必ずボタンを配置
- ボタンの色を背景とコントラストをつけて目立たせる(例:青背景に黄色ボタンなど)
- ボタンの文言も「無料体験受付中!」などアクションを促す形にする
- スクロールしても画面下に追従ボタンを設置する
体験申込ボタンは「道場への入り口」です。
目立つ位置に、迷わず押せるように配置しましょう。

「体験申込までの流れ」をわかりやすく示しているか?
体験申込の流れが不明瞭だと、興味を持ったユーザーも行動に移せません。
例えば、ある道場では「申し込み方法がよくわからない」という理由で、申込を諦める人がいました。
そこで、「体験までの3ステップ」をイラストで分かりやすく表示したところ、申込件数が増加した事例があります。
【掲載例】
- STEP1:体験申込フォームに必要事項を入力
- STEP2:受付完了メールを受け取る
- STEP3:当日、動きやすい服装で道場に来館
これに加え、
「持ち物:タオル・水筒」
なども明示するとさらに親切です。
ユーザー目線で「次に何をすればいいか?」を常に先回りして示すことが重要です。

問い合わせフォームはシンプルにできているか?
フォームの項目が多すぎると、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
ある道場では、体験申込フォームに「住所」「学校名」「兄弟構成」など細かすぎる項目を入れていたため、入力途中でやめる人が続出していました。
そこで、「名前・連絡先・希望日時」だけに絞ったところ、申込完了率が向上した事例もあります。
フォーム改善のポイント:
- 必須項目は3つだけ:氏名、連絡先、希望日時
- 入力の負担を減らすために「ラジオボタン」「選択肢メニュー」を活用
- スマホ対応(自動でキーボードが切り替わる設定など)を必ず確認
入力ハードルを下げるだけで、申込率は確実にアップします。

お問い合わせ後に「自動返信メール」が届く設定にしているか?
体験申込を完了した瞬間は、ユーザーにとって最も期待が高まっているタイミングです。
このタイミングで何の連絡もなければ、「本当に届いてるのかな…」と不安になり、結果的にキャンセルや無断欠席につながることもあります。
自動返信メールに記載するべき内容:
- 「〇〇道場 体験申込を受け付けました」
- 「通常2営業日以内に担当者よりご連絡差し上げます」
- 「何かご不明点があればお気軽にご返信ください」
さらに、返信文の最後に「よくあるご質問へのリンク」を添付すると、事前に疑問解消にもつながり、体験満足度が向上します。

「体験者の声」や「体験の様子」を紹介しているか?
「自分もここに通ったらこんな風になれるかも」
そう思わせるためには、体験者のリアルな声とビジュアルが不可欠です。
掲載例:
- 「初めてでもとても優しく指導してくれて、息子も楽しく続けています。」(保護者の声)
- 「先生がすごく褒めてくれてうれしかったです!」(体験した子どもの声)
できれば、顔がわかる集合写真や稽古風景の動画も用意すると効果が見込めます。

まとめ|体験申込導線を整えて、次のステージへ
ホームページは道場の“顔”であり、“営業マン”でもあります。
体験申込という「次のアクション」へスムーズにつなげるためには、導線設計をしっかり見直すことが重要です。
- ボタンを目立たせる
- 流れをわかりやすくする
- フォームをシンプルにする
- 自動返信メールを設定する
- 体験者のリアルな声を載せる
これらを確実に実践すれば、今よりもっと体験申込が増え、新しい生徒との出会いがどんどん広がっていきます。
未来の道場を支えるために、今日から小さな一歩を踏み出しましょう!